映像制作で社史を編纂して社員教育用のビデオとして活用する方法

企業では、50周年等の節目に社史を編纂する事が少なくありません。多くの時間を使って社史を書籍としてまとめ、社員や取引先に配賦するのが一般的です。しかし労力を掛けて作った立派な表紙の社史は読まれる事もなく、本棚に飾られているだけのケースが多いのです。

せっかく社史を編纂するなら、それを書籍としてではなく30分程度の映像制作でまとめ上げるのがお勧めです。昔の事を動画とする事は難しいですが、書籍に載せる写真を活用し、結婚披露宴での新郎・新婦の紹介映像の様にまとめ上げるのです。

小さな事業として起業した当時の街や現在の事業場等の風景は、新たに動画を撮影すれば良いでしょう。こうした動画と写真を編集し、音楽とナレーションを付けてまとめ上げると良いでしょう。

こうして映像としてまとめた社史を社員教育用に積極的に有効活用するのがお勧めです。企業にとって理念や社是は極めて大切で、こうした企業の普遍的な理念は、多くは創業者の考え方をまとめ上げたものです。これを社史の中でクローズアップし、新入社員研修や創業記念式典で活用する事で、全社員が創業の時代に想いを巡らせ、その重みの中で生まれた経営理念を心に刻み込む教育用ビデオとして映像制作の社史を活用するのです。

映像は強烈な印象を与える事が出来、何度も繰り返しお題目の様に理念を朝礼等で読むより、遥かに身になるものです。社史編纂を考えられている企業は、この映像制作で社史をまとめ、社員教育に活用されるのがお勧めです。